2009年2月15日日曜日

スペシャライズド BG-FIT

2月9日にスペシャライズドBG-FIT(『BG FIT』とは『BODY GEOMETORY FIT INTEGRATION TECHNOLOGY』略で、米国ボルダースポーツ医学センターでバイクフィッティングの研究をしている『アンディー・プルイット博士』の監修のもといままでの長さ×数値のフィッティングとは違い、体の構造や柔軟性を考慮したフィッティング理論をもとにした、スペシャライズド社オリジナルのバイクフィッティングシステムです。※スペシャライズドコンセプトストアーHPより抜粋)を受けてきました。


担当してくれたのは、中学校の同級生でMTB日本チャンプでオリンピック選手でもある、竹谷賢二選手。
http://www.takeyakenji.com/

彼は財)日本体育協会公認スポーツ指導者自転車コーチで、Body Geometry Fit スペシャライズドジャパン認証フィッターでもあるのです。
まずは現状のサイズを細かく調べます。

その後、固定ローラーで現状のポジション等をチェック!
結構良いと言われましたが・・・

体の脚や腕の長さや柔軟性等いろいろ測ってまずはインソールBG HIGH PERFORMANCE FOOTBED http://www.specialized.com/bc/SBCEqProduct.jsp?spid=26339で調整しようと思いましたが、私の希望で、スペシャライズドBG S-WORKS Road Shoe http://www.specialized.com/bc/SBCEqProduct.jsp?spid=40323 を購入した。
その後、クリート位置を調整、サドル位置調整、ハンドル位置調整、ブラケット位置調整、左右差調整を行いました。
こうやって書くと簡単そうだが、何度もローラーに乗り、1mm単位で調整を繰り返すので、この時点で3~4時間以上経過しています。
この辺を詳しく書いた友人のブログが↓↓↓ですので参照ください。


そんな訳で調整終了後、固定ローラーで思いっきり回してみたら、ケイデンスが200回転オーバー!
今まで180回転とかは出てたけど驚きです!
もっと凄いことは、お尻の上下がほとんどなく、膝のぶれもほとんどなくなりました。
上の写真では、膝の通過位置に直線を引いて、動画でぶれていないかチェックしています。


あと、人それぞれ体の作りは違うと思いますが、私の場合左足が10mm近く短いようでした。
今までその状態で走り続けていたので、骨盤が左に下がり、バランスを取るために右肩を下げて走っていたようです。
以前整体で右足が短いといわれたことがありますが、肩をまっすぐにすると体が曲がっているので右足が短く見えたのでしょう?とのこと。

その脚の長さを調整するのがこのパーツ。
Bike Fit Cleat Wedges
斜めになっているのを裏表2枚(私は4枚)重ねて高さを調整しました。

いや~本当に良く脚が廻るようになりました。
脚だけではなく、肩から腕、背中、腰の疲れも軽減されました。

しばらくは、今まで使っていなかった遅筋等を動かすようにもなるし、骨盤の向きも変わったりするので「慣らし運転」が必要とのことでしたが、あまりにも調子が良いので、11日には三浦半島一周、その翌日にも100kmほど走りましたが本当に疲れが軽減されました。
パワーもあがっている様子。

バーテープは巻きなおし、サドルもTOUPÉ TEAMに換えました。


終了後はコンセプトストアーhttp://specialized-concept.jp/news/前まで、お見送りしていただきました!

スペシャライズドオーナーは絶対に受けるべきですね!
これで21000円は安すぎる!
どんなパーツを買うより重要なことだと思いますよ!?
サクソバンクの選手もフィッティングを見直していますよ!
YouTubeの動画↓↓↓


私のBG-FITは、竹谷賢二選手のオフィシャルブログでも、紹介されています。