2009年1月2日金曜日

前厄払い

今夜は家で嫁の友人の新年会が開かれるとのことで、準備のため家にいると邪魔扱いされるので三男を連れて初詣に西新井大師へ行ってきました。

一応私は今年「前厄」という、神社の儲け話にうまくのせられてやって、1万円もの板をもらいに行くことに・・・

何も知らずに連れてこられた三男は、ちょっと嬉しそう・・・?
これから長い間、暇な時間を過ごすのに・・・

寒い外に20分ほど並ばされ、本道の中に入ると立派な大師様が・・・。
そりゃ~これだけの人(たぶん1回に500人以上1000人未満、1時間に一回、1日6回)がみんなお金払うんだから儲かってしょうがないだろう?とか罰当たりなことを思いながら、本道の畳に座ってみるとなんと床暖房が・・・。やっぱり・・・(以下省略)
しばらくすると、マイクを持った前説担当の坊さんが出てきていろいろ説明(内容は覚えていません)
本堂に入れない人は外でモニター越しに見るようだが、その人たちにも「ごりやく」があるそうだ・・・
前説が終わると、坊さんが15人ほど登場!
儀式が始まる。坊さんの前にはすべてマイクが設置してあり、お経はよく聞こえる。
護摩のお炊き上げが終わるまで永遠にお経が続く。
お炊き上げの火の上を通る「木の札」は、人数が多いので10枚単位。2万円以上の特別護摩と呼ばれるのは1枚ずつ・・・やっぱり(以下省略)
20分ほどで終了するが、札を受け取るまでにまた20分ぐらい掛かった。
2万円以上の「特別護摩」は本堂横で坊さんから直接受け取るが、1万円では本堂下のカウンターで、アルバイト?坊さんから受け取る。
それ以下は、名前の頭文字が貼られた棚から勝手に取って帰る仕組み・・・。やっぱり金か・・・。
そんな罰当たりな親とは裏腹に、観音様を「のの様」と教える幼稚園を卒園した3男コウヤは、お経を唱えている間、終始正座をして合唱してお経を聞いていた。
ちゃんとした幼稚園に入れて良かったと思う瞬間だった。
保育園の長男ヒカル、私と同じ幼稚園の次男ヨウスケは落ち着きがない。
血液型ではない。ヒカルとヨウスケはA型。コウヤは私と同じO型。
幼少期の育て方で人間形成は変わるのだと思った。
ちなみに、なぜ「厄払い」に行ったかというと、私の父親がこういうの好きなんです。
私は、罰当たりなので・・・(笑)
聞いた話によると、日本では当たり前な「祟り(たたり)」というのは、アメリカやイタリアではないそうですよ!
昔の宗教家、金儲けのために勝手に作ったのだと私は思っています。
こんな風に思っていても、初詣とかはイベントとして毎年行っていますけど・・・。